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◆Sinar-P 【最後のビュー】<1>

仕事で使ってきた4×5in版のビューカメラです。
メーカーはジナー(SINAR=シナー)と呼ばれるスイス製のカメラです。
レンズとシャッターは別々にセットし、主にスタジオで使用します。
ケーブルが色々と付いているのは、普通のカメラならば当たり前の事なのですが、いちいちカメラの前に廻らなくても、シャッターや絞りの操作がピントグラス側で行えるような仕組みになっています。

当時はセットでウン百万円した機材ですが、デジタル全盛の現在ではほぼ機材置き場で埃を被った存在かもしれません。
ただ、このカメラはいわゆる「アオリ」という技術を使う事によって、ピント面や形(パースペクティブ)の修正などがおこなえます。したがって、現在でも建築やアオリの必要な撮影などの分野では使用されています。

img_1591803_44593160_0.jpg

 

suntory+aのコピー

 
 ↑ ストレートに近い撮影ですが、照明は右側からの面光源一灯で、アオリは垂直調整(ライズ)を行っています。


img_1591803_44593160_1a.jpg

 
 ↑ スタジオで食材とバックの風景を一枚のフィルムに合成した写真です。
最初の写真と同様15年~20年前のポジ・フィルムからスキャンしました。
地方の中小食品加工会社の商品カタログの表紙(イメージ)用に撮影したものです。

デザイナーがラフスケッチで起こした状況は、「地中海の港町を見下ろすホテルのベランダから…」というものでした。
これをストック・フォト・ライブリーから借りてきたバックに使用する風景のポジ・フィルムと食材をスタジオで一枚のフィルムに撮影で合成したものです。

現在のデジタル・システムならフォトショップなどのソフトを使用して簡単に作れる画像ですが、当時はデジタルなどありませんでしたから一発物の職人技です・笑。撮影が終わって夕方ラボにフィルムの現像を出して、近くのバーで酒を飲んでいても現像があがるまで(約二時間)は心配で酔えませんでした。

撮影代もですがフードコーディネーターのギャラも安かったので、ワインがドイツものじゃねーかとか、並べ方やおお葉を使うのは日本的だとかの突っ込みどころは満載だと思いますが、商品(自体)はガラス容器の中の「イカの塩辛」や「海草の佃煮」などですから…(笑)。

地味~な仕事です…

テーマ : 写真家の仕事
ジャンル : 写真

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