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◆「3・11震災」4月5日の仙台近郊北部沿岸

諸般の事情で自由に動けず、ガソリンも入手が難しい状態でしたが、それらの事情が解消されつつあるので、「遅ればせながら」3.11から25日経過した仙台近郊を撮影して廻りました。

4月5日は北側沿岸の仙台港-七ヶ浜-塩竈-松島-野蒜までを、4月6日は南側沿岸の仙台空港(岩沼)-亘理-山元-相馬までを取材してきました。

被災地に入るにはそれなりの規制もありそうだし、窃盗などの火事場泥棒を警戒する動きもありそうなので、プレスカード(実は期限切れ)も用意しました。経験上、首からそれらしきモノをぶら下げてそれらしき雰囲気を漂わせていれば(自信アリ)、そうそう細かくチェックはされないものです。

引退を決め込んでいた老体?の自主的な職業意識による些細(ささい)な現状報告です。


◆仙台港

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(一体、何台の車が絡みあっているの…仙台港産業道路の街路樹帯に堰き止められた被災車両)


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(一枚目の現場を引いて撮ったもの…道路を隔てて僅か数十m先のショッピングモールのメリーゴーランドは無事だが、何か虚しい)


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(いつもは家族連れや釣り人の憩いの場だった公園のデッキウォークも津波によってほとんどが流され崩壊した)


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(最近操業を始めたばかりのトヨタ系列会社によって生産組み立てられ、車両運搬船に船積される直前に、津波によってボコボコにされ鉄屑化された新車の群れ)


_MG_1873a_R.jpg
(ヤードのクレーンを押しのけて陸揚?げされた貨物船)



◆七ヶ浜漁港


_MG_1930a_R.jpg
(滑稽なほど絶妙なバランスで鎮座する屋根上の漁船)


_MG_1936_R.jpg
(一見建残って見えるがボロボロになった港の住宅。地区は全滅)


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(翩翻と翻る日の丸は漁師の復興への意地か…)



◆野蒜地区


_MG_1876a_R.jpg
(東松島・成瀬川河口付近にある野蒜は海水浴場として親しまれているが、明治政府は東北振興の拠点港として大規模な野蒜築港を試みたが台風によって突堤が破壊され、事業放棄した歴史がある。それを伝える、遠くに見える護岸上に建つ「野蒜築港資料室」も破壊された)


_MG_1886a_R_20110409094110.jpg
(この地区では現在も自衛隊や関係者によって行方不明者捜索が行われている)


_MG_1896_R.jpg
(海水が道路を破壊して田畑に流れ込んだ形跡が分かる…塩害の被害)


_MG_1902_R.jpg
(海岸にビニールシートでテントを造り、それでも海を眺める老若二人)




塩竈の石油基地はあまり被害を感じさせないほど復興し、タンクローリー車も多数動いていました。倉庫街は建物は破損し物資もほとんど波を被った状態で復興はまだ先の感じを受けました。
観光桟橋付近は観光船が打ち揚げられ、市内道路脇には打ち揚げられた船が撤去されずにそのままの状態です。

松島は五大堂が健在で、国宝・瑞巌寺も健在です。
多数の島々が消波堤の役目を果たしたのでしょうか…
商店も店舗の復旧に忙しく、早く観光地としての復活に賭けている様子が見えました。

奥松島へは途中の道が断絶しており、今回は諦めました。
(以上はビデオに収めてあります)


_MG_1881a_R.jpg
(photo by K・0)

つづく

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