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◆HASSELBLAD 503CX <5>

今から20年前の話になるが…18年ぶりに500C/Mからモデルチェンジした503CXが発売されたのが1988年だ、日本はまさにバブル景気の真っ盛りだった。翌年の末に日経平均株価は¥38,915までつけた。
しかし翌1990年3月の大蔵省銀行局によるいわゆる「総量規制」が、前年に導入された「消費税」と「湾岸戦争」による原油高などと重なって、9ヶ月後の10月には日経平均株価は一時¥20,000割れまで落ち込んだ(現在はなんと!¥10,000割れ)。我が国の資産価値が約半分~1/4になったとも言える訳だが、一体いくら位になるのだろう。

 

業界内でも仕事そっちのけで株やマンションなどの不動産を買いつける「にわか成金」が出て来て、飲み屋ではずい分とご馳走になった。こちらは投資に廻せるような資産など無いし、借金も嫌なので景気の良い話を聞いてやって馳走になるだけで満足していた。サイドビジネスには興味が無かった。
正直この頃は「宵越しの金は持たない」という感覚で、若かった事もあって仕事はいくらでもあるだろう。
仕事さえやっていれば、金は毎月ズート入ってくるもの…と思っていた。

 

ところが…ご案内のように、景気は一気に冷え込んだ。
広告業界は影響が早い、中小企業しか無い地方は特にそうだ。わざわざ新規の広告ビジュアルの制作などしなくなった。広告の出稿量が変わらなくても新しいビジュアルの制作が無くなれば我々は食い上げになる。

「にわか成金」がいつの間にか居なくなり、街でバッタリ会うと生命保険会社の名刺を渡されたりした。
スタッフを多く抱えるプロダクションは撮影料の価格競争に走り出し、私の事務所に仕事が来なくなった。

今更、仕事をくれと歩いたところで…全体の構図は見えている。
僅かなスタッフだが、遊ばせておく訳にもいかない。
地方公共団体の広報の仕事を請け、同時に季刊のミニコミ誌づくりで何とか食い繋いだ。
コマーシャル(広告)と同時にエディトリアル(出版)の仕事を続けてきた事が役に立った。


_MG_4748t.jpg

(1994年製の503CXにPME51の露出計内臓の45度プリズムファインダーと、ディスタゴンC60mm/3.5T☆レンズ、右側のアクセサリーシューに水準器をセットしている)

503CXはフォーカス・スクリーンがアキュートマットと称する明るいものに変わり、ミラーボックス内と遮光板の内面反射低減の為のパルパス材が張られた。専用ストロボによるTTL自動調光も可能になった。
ディスタゴンC60mmレンズは他にF5.6とF4のタイプが在ったが、黒鏡胴のTスターF3.5になってから重く長くなったが、やっとマトモに使えるレンズになった。

 

_MG_4730b.jpg

↑こちらの写真では、ディスタゴンCF50mm/4 FLE T☆が付いている。35mm版カメラ換算だと28mm広角レンズに相等する。FLE(近距離収差補正機構)なしのC50mm/4やCF50mm/4に比べると、明らかに差があり特に周辺の像の流れなどが目立たなくなった。

ミラー切れは500C/Mと比べると僅かに改善されているようだが、それでも150mm以上になるとピントルーペを覗く角度によってはケラレが気になるので、私は方眼グリッドのアキュートマットを付けて広角専用ボディのようにして使っている。

 

Hawaii-2bb.jpg  

↑1月中旬のHawaiiは航空券もホテルも安く、波も大きいので海を撮るにはベストな時期だ。
丁度この反対側のノースショアなら波はもっと大きい。(スキャンから画像縮小があまり上手くいっていない)
オアフで最近、気にいっているのはHawaiianaホテル、Kalakaua通りとBeach walkの交差近くにある2階建てのこじんまりした古いホテル(アパート?)。朝出かける時にプールサイドに居た老夫婦が夕方帰るとそのまま居たりするような感じ。レンターカー屋も近いので便利。元は米軍(将校用)施設だったとか?

私は暇な時には自分で手配して訪れるようにしている。ただブローニーフィルムは怪しい物に見えるらしくて、X線スルーを申請するとセキュリティで一本一本全部の包装を開けてチェックされるのには参る。
デジタルも同時に持っていくのだが、撮影はデジタルが圧倒的に多くなってきている…。
それでもカメラバックにHASSELBLADの機材(最小限)を詰め込まないと気分が出ない・笑。

 

 

nude-b.jpg

↑カメラマンに付きものの写真カテゴリーだが、女性の肌をきれいに見せる方法として暖色系の色カブリを加える方法がある。バーなどの店内が薄暗いタングステンライトで照明されているワケは皆様ご承知の通りで、それを応用している。ここ数年、このカテゴリーの写真を撮っていないので…
余談だが、デジタルは関係ないがフィルムの場合はラボに現像に出すわけだが、ヌードの場合はものによっては検閲コードに引っ掛かる場合がある。年々緩やかにはなっているが、(旧い話だが・笑)大島渚監督の裁判の例もある。撮影時にそれなりの注意が必要だ。

 

 

テーマ : ★カメラ&レンズ・機材
ジャンル : 写真

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